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2017-08

タイセツナモノ - 2013.09.26 Thu

使い古した一万円札と飼い主が履き古した靴下が落ちていた場合、犬なら迷わず靴下を拾うであろう。

犬の価値観は素敵だ。


10年前にレスキューされた犬が亡くなったと連絡が入り、ひさしぶりに里親を尋ねた。
ご自宅から仕事場へと、いちにち中、里親とその子(犬)は一緒だった。

里親は仕事部屋の片隅にある深緑色のイスを指差し

「あの子は いつもあそこに座っていた。」とおっしゃった。

布張りで、肘掛のついた真四角の古いイスは、20年ほど前のもので、擦り切れてやや変形していた。


そこへ、まるで王様のイスのように誇らしげに座っているあの子の写真を見せてもらった。

イスは里親が長い間愛用していたもので、あの子には安心するニオイがいっぱいついていたに違いない。


あの子は亡くなり、今はまた、里親さんがそのイスに座って泣いてばかりいる。

捨てるはずだったボロいイスは、最も大切なものになってしまった。


ところで、
イスにはオマケがついていた。

背もたれと座面の隙間に、あの子が隠していたのは、里親さんの靴下だった。


「ずっと片方がないと思っていたら、あのイスに隠してあった!」と、昨夜連絡をもらった。


「その靴下も捨てられませんね!」と言ったら、里親さんは泣きながら、それでも笑っていた。

良かった、、、、笑ってくれて


犬の価値観は、やっぱり素敵です。

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